密輸バスに乗ったみたいです

ゲコゲコ

 

サワディー！！

 

今日は午後のバスでベトナムに行きますが、午前中は時間があるので観光します。

ここルアンパバーンでは毎朝托鉢が行われています。

 

托鉢？

ってアホな人にもわかり易いように言うと

坊さんが食料を信者からもらい、食料をあげた人は何か良い事あるじゃないのっていうまさにwinwinの関係ですね。

（ドミトリーで隣のベッドだったヒロシさんと本の交換をしたらwinwinの関係ですねって言ってたので使ってみたくて使ってみました。）

 

托鉢って日本でも駅とかでたまに見ますよね？

 

新宿駅とかで見ます。

 

お坊さんって生活に必要な最低限の物しか持っていません。

修行をしてるから働いたり畑で野菜作ったりしてる時間はないのです。

で、普段は山の中のお寺で修行してるけど生きる為には食べないといけないので、村に来て信者に托鉢という形で食料を分けてもらい生活しているみたいです。（間違ってたらごめんなさい）

 

ルアンパバーンの托鉢はお坊さんの人数が多い事から観光名所になっている程です。

 

朝の５時３０分に起きて托鉢スポットに向かいます。

朝早くから観光客向けにお坊さんにあげるお菓子、バナナ、もち米などを売っています。

 

このように道に一列に並びます。

ちなみにこれ全員韓国人です。

 

みんなもち米買ってました。

（しゃもじ持ってるけど・・・どう渡すの？？）

 

 

お！向こうからオレンジの服を着たお坊さんが歩いて来ました。

 

みんな１人づつお菓子やバナナをお坊さんが持っている壷に入れていきます。

 

もち米を持っている人の所にお坊さんが来ました。

 

茶碗感覚で普通に投げ込んでました。

きっと中は大変なことになってます。

 

なんかね

もっとラップで包んだオニギリにするとかさ

 

僕そうゆうとこが気になっちゃいます。

 

雨が降ってても裸足で托鉢をします。

 

 

お坊さんが持っている壷はすぐいっぱいになってしまうので、途中に子供が入れ物を持って待っています。

ある程度子供にあげたらまた歩き出します。

 

観光客が物を買って売り手は儲かり、お坊さんは食料がもらえ、子供も食べ物がもらえる・・・

これ地元民は観光客いなくなったら大変ですね。

 

托鉢を見たら朝ご飯を食べます。

 

実は今日ブルーラグーンで一緒に池に飛び込んだトモさんと会う約束をしていました。

何日か前にオーストラリア人に何で日本人はみんなピースするの？って言われてピースが出来なくて変な感じになっている僕

 

トモさんが教えてくれたラオス料理のカオソーイを食べました。

全然ピント合ってませんが、麺は米の麺で真ん中に肉味噌が乗っていてめっちゃ美味しいです。

 

僕達は安いからフランスパンばっかり食べていてラオス料理を全く食べていませんでした。

 

ラオス最終日にラオス料理にありつけました。

 

トモさんは旅の達人で次のベトナムで20カ国目って言ってました。

しかもインドには5回も行ってるみたいです！！

スゴっ！！！

 

色々話ましたが話した感じで頭の良い人だなって思いました。

3926の鶴あげるの忘れてました！！

 

トモさんこれからも気を付けて旅を楽しんで下さい。

 

さてトモさんの僕に対する好感度もうなぎ上りで上がった所で、バス停に向かいます。

今回はルアンパバーンからハノイの陸路での24時間のバス移動です。

このバス普通のバスと違ってスリーピングバスと言って座席が160度位倒れます。

二段ベットになっていて僕達は下の段の一番後ろでした。

 

一応指定席ですが、ガラガラなので空いてる席にみんな移動してました。

そしてなぜかネオンがギラギラしてます。

 

僕達は移動にはプロフェッショナルと言っても過言ではないので十分な食料を買い込んで出発します。

 

しかしこの時の僕らは気付いていませんでした。

 

2人で24時間を乗り切るには絶対的に食料が足りないという事を・・・

 

出発する前にビスケットを食べ終わるという大失敗をしながら朝の7時位に国境に到着します。

これラオスの国境

ここは問題無くスルーします。

じゃバスに戻って・・・・

バス）ブ〜〜〜〜ン

バス行っちゃいました！！！

ブ〜〜〜〜ンじゃね〜〜〜よ！！

 

ちょっと！！え！！！なんで！！！

 

一緒に乗っていた人達もえ！ってなってました。

 

とりあえずみんなでバスを追いかけます。

 

そしたらベトナムの国境にいました。

 

焦るだろ〜が！！！

説明しとけよ！！！

 

これがベトナムの国境

 

ここの入国審査ではみんなブチ切れるギリギリまで待たされます。

 

そしてまた走る事6時間

ちなみに食料は朝の段階で終了しています。

 

昼休みに食堂に着きました。

 

前も言いましたが、海外の食堂って結構出て来るの遅いから、出発時間に間に合わなかったらどうしよう

 

っていつも思ってましたが食料が底をつき餓死寸前の僕達はチキンとライスというメニューを頼みました。

これ写真でわかりますかね？

関取かっ！ってツッコミたくなるほどご飯が山盛りになってます。

 

これを見た瞬間１人前でと注文を変更しました。

 

ベトナムはぼったくりの国といっていい程ぼったくってくるそうです。

ウワサによると壁に書いてあるメニューがすでにぼったくりの値段だそうです！！

 

どんな国だよ！！

 

だから食べる前に値段をしっかり聞いておきます。

 

値段を聞くと50000ドン（200円）だそうです。

その場で払います。

大金を払った気分になりつつご飯が来ました。

 

21点くらいの見た目でしたが、餓死寸前の僕達には

 

 

こんな感じで見えてます。

 

でも味も見たどうりの味です。

8割骨ですし

え？これ食えないパーツでしょ？っていう鶏の部位も入ってました。

 

 

空腹は満たし満足して席に戻ると通路を挟んで隣に座っていたチリ人の男の人が話しかけてきました。

 

チリ人男）なぁ今の店で金払ったか？

 

僕）うん払ったよ。食べる前にだけど

 

チリ人男）マジ？誰も払って無かったぞ

 

僕）・・・・・・へ？

 

メシ付きのバスチケットだったみたいです（涙）

 

 

おい！ガイド！！言えよ！！！

たった一言だろ！！！

このご飯はバスのチケット代に入ってますって

大事な一言だよな！！

 

そして店員！！なにしれっと金受け取ってんだよ！！！

もう団体様で受け取っていますのでって

大事な一言だよな！！

 

 

 

クソーーーー

 

なんて雑なんだ！！！

 

踊り出しそうな程に腹がたったが、もう寝るしかない（泣き寝入り）

 

涙で枕を濡らしているとバスが止まりました。

到着したみたいです。

 

しかし窓から外を見てもバス停らしき場所はありません。

 

するとガイドの男が何やら真ん中の通路のシートを剥がし、その下の板を取ると大きい木の板が何本も入っていました。

 

え？何これ？？

 

ガイド）ちょっとそこの日本人！お前だよ！！手伝ってくれ

僕）え？なにを？

ガイド）この木を外に出すんだこっちに押してくれ！！

 

分けもわからず木をみんなで手伝って出します。

 

すると僕達の後ろのシートの後ろにも木が何本も隠してありました。

多分ですが、これは関税を免れる為の密輸だと思います。

すっごいこそこそ降ろしてるし、必要以上に隠してあったし・・・・

 

密輸はいいから俺たちを先に降ろしてからにしろよ！！！

なんで客が密輸を手伝わなきゃいけないんだよ！！！

 

一仕事を終えてバス停に到着したのは予定より3時間遅れて27時間で到着。

 

バスを乗り換えて街中まで送ってもらいなんとかミニホテルに到着・・・・・

 

疲れた〜〜〜〜

ベトナム入って数時間でこんな？

 

楽しみだなベトナム♪

 

 

 

 

 

 

 

 

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いや！僕はやってないって密輸手伝っただけだから・・・・あ・・・・