ゲコゲコ
ナマステ！！
今日はゴアからハンピに列車で移動する日です。
する予定でした・・・
さかのぼる事、朝の5時
※バックパックを背負っている時は写真は少ないです。
5時にチェックアウトしてバス停を目指します。
バックパックを背負って20分近く歩きます。（これで1日分の体力は全て消費されます。）
ゴアのビーチで会った人の情報によると、朝7時にマルガオン駅からホスペット駅（ハンピの最寄り駅）まで列車が出ているそうです。
しかもスリーパー席が当日買えるらしいです。（本当・・・？）
僕らは始めから電車は諦めてバスで行こうと思っていましたが、列車で行けるならそっちの方が早いし安いし文句なしです。
その情報を信じて今いるパナジから駅があるマルガオン駅の近くまでバスで1時間掛けて向かいます。（1人25ルピー）
バスを降りても駅までは少し距離があるので、そこからリクシャに乗って10分（120ルピー）
やっとマルガオン駅に着きました。
ただいまの時刻6時50分
ギリギリセーフ
相方には申し訳ないですが、ここ作戦Gを決行します。
説明しよう！！
作戦Gとは、貧乏バックパッカーですら乗らないと言われている一番安いジェネラルシート（自由席）に、相方にはギリギリまで内緒で列車に乗り込む作戦である！！
インフォメーションでホスペット行きの列車の確認をします。
僕）ホスペット行きの列車はどこですかいな？
インフォメーションの人）は？いや今日は来ないよ
僕）え・・・・？
インフォメーションの人）その列車は明日だよ
ガーーン
毎日走ってんじゃねーの？？
作戦失敗です。
とりあえず明日のチケットを買う事にしました。（ちゃんとしたスリーパー席の）
予約チケットカウンターに行くと1mmも隙間を空ける事なくギチギチにインド人が並んでいました。
まだ朝早いから、開いてないみたいです。
しかもスゴい人数！！
新しいアップルの商品が発売される前日の銀座アップルストア前より人がいっぱいいます。（いつもテレビに出てる場所）
写真を撮り忘れましたが、インド人は列をつくる時になぜか隙間無くピッタリ並びます。
※ネットで『インド人 列』で検索したらいっぱい画像が出てきたので、そちらを使わせて頂きます。
30℃を超えて湿度たっぷりのこの場所でです。
みんな汗だくです。
いやアホだろ！！
隙間を空けろ〜〜！！
風を通せ〜〜！！
でも、僕らも並びます。
相方はゆとり教育を受けていませんが、
僕はばっちり授業で『ゆとり』教育を受けたので『ゆとり』をもって少し間を空けて並びます。
ここでゆとり教育が役に立ってます。
すると、何を考えたのかその隙間にインド人が割り込んできました。
・
・
・
ん？
おい
僕）何しとるんじゃ！！ボケ！！カス！！ピーーーーしてピーーーーしたろか！！ハゲ！！
さも
あ！ラッキー！ここ空いてるじゃん♪
みたいな顔で入って来やがって！！
もしマシンガンがあったら蜂の巣にしてやるところですが、あいにくマシンガンを持ち合わせていないので、命は許してあげました。
インドでは隙間があろうものなら、ガンガン入って来ます。コイツら
だから結局このスタイルが確立されたわけです。
アホ過ぎる！！
で8時に係の人が来て整理券を配り出しました。
この整理券に名前やら行きたい場所やらを書いてカウンターに出すみたいです。
このフォーマットは何度も書いているので、いつも通りに書きます。
整理券に書き込み終わって列の様子を見ていると列が全く動きません。
なんでだ？と思っていると隣にいた若いインド人男性が話掛けて来ました。
若いインド人男性）ここのチケットカウンターは10時オープンなんだよ
僕）いや今まだ8時ですけど・・・
若いインド人男性）先頭の人は今朝の5時から並んでるよ
なぜ？？
列車のチケット買うだけでしょ？？
先頭の人5時間待つの？？
オープンした後に来ても1時間しないで買えるだろ！！
インド人のその辺がよくわかりません。
僕らは10時までベンチで寝てオープンしてから、僕が列に並びました。
並ぶ事15分、先頭まで来ました。
早っ
受付のおばさんに流暢な英語で話掛けます。
僕）明日発のホスペット行きのスリーパークラス2人、出来ればアッパーシートがいいのですが？
おばさん）あなたホットコーヒー持ってるの？？
僕）ソーリー？
おばさん）いや！だ・か・らホットコーヒー持ってんのかって言ってんの！！
おばさんめっちゃキレてるやん
てか何でホットコーヒー持ってなくちゃ列車のチケット買えないんだよ！！
あれか？
疲れてるから、コーヒーの１つでも持って来いってか？あ？
ふざけんな！！
ん？
周りの人がみんな手に持ってる紙は・・・
免許証のコピーね！
へ〜顔つきの証明書が必要なんだ〜へ〜
あ！！
もしかして！！
僕）ホットコーヒーじゃなくてフォトコピー？？
おばさん）だからさっきからフォットコーピーって行ってるじゃない！！パスポートのフォットコーピー！！
紛らわし過ぎる（涙）
僕）そんなの持ってないよ
おばさん）下に行って。コーピー出来る所あるから
僕）コーピーじゃなくてコピーな！！
イライラしながら、コピー出来る場所を探します。
始めにサイバーカフェという場所で聞いてみました。
ここにはないとレジのおっさんに言われます。
で、他の店の人に聞いたらサイバーカフェに行けばコピー出来るよって言われます。
なに？
あのおっさん！ウソついたな！！
もう一度サイバーカフェに行きます。
見た目はキヨスクみたいな感じですが、お店の中を見るとネットカフェになってました。
でも部屋は暗いです。
バレないように、部屋に入るとコピー機発見！！
あるじゃねーかよ！！
コピー1枚2ルピーって書いてあったので、コピーした後にお金払えばいいかと思ってコピー機をいじってたら
ガチャ！！
キオスクのおっちゃん登場！
キオスクのおっさん）コラっ！お前何してる！！
僕）おっさんさっきコピー機ないって言ったけど、あるじゃん
キオスクのおっさん）コピー機はあるよ。だけどインクがないんだ
僕）え？予備無いの？？
キオスク）ないよ。だからとっとと出てけ
ネットカフェのコピー機のインクが無いって、考えられない
どうしよ
でも今まででパスポートのコピーが必要なんて言われた事無いし、イケるだろ！！
という謎の自信を持って再び並びます。
並ぶ事20分
おばさん）フォットコーピーは？してきたんでしょ？
僕）行ってきたけど今、下のコピー機は壊れてるんだとさ！だからないよ
おばさん）フォットコーピーがないならチケットは買えないよ。
僕）なんでだよ！！そんなの聞いた事ないぞ！！
おばさん）はい次！！
並んでるインド人に弾き飛ばされる
くっそーー
まだ午前中なのにヘトヘトです。
もう諦めて、パナジに戻ってバスで行く事にします。
来た道を、また帰ります。
バスでパナジまで戻る前にお腹が減ったのでご飯を食べる事にしました。
バス停近くのビルに入ってるレストランに入ってみます。
いざ入ってみたら、何やら超高級感漂うレストランに入ってしまいました。
もちろん入る気はありませんが、店の外の廊下はエアコンが効いていて天国なので一休みします。
そしたら、店員にバレてしまい、ようこそって案内されちゃいました。
店員は今までのレストランで見た事のないキレイな清潔感のある服をビシっと着ています。
僕はメニューだけ見て、気に入った物が無いから出ます作戦を決行しようと思います。
僕）メニューありますか？
店員）メニューはありません。朝食はブッフェですから
僕）ブ！ブブブブブッフェ！！！
僕）でも値段がね〜こんな高級感漂うレストランだし〜きっとお高いでしょ？ブッフェだし
店員）ご安心ください！！当店の朝食ブッフェは150ルピー(255円）です！！
僕）まぁやだ！聞きました？朝食ブッフェがたったの150ルピーですって！！
こんな高級感ある場所の飯はかなり期待出来るぞと思い、僕は即決でここで食べる事を決めました。
ブッフェと書いて『IKUSA』と読みます。
そう！ここからは戦争です。
あまりに気合いが入り過ぎて写真が1枚もありません。
完全に元を取る気で、ブッフェコーナーに進みます。
ん？
あれ〜〜？
これだけ？
大皿には冷えきったカレーが2種類とチャパティ（ナンの薄いやつ）が数枚、ゆで卵が3つ
カレーは今にも終わりそうな量です。
あれじゃない？今から新しいの来るんじゃない？？
って相方と話してたら、さっき案内してくれた店員が近づいて来ました。
僕）なんでしょ？
店員）あの〜そろそろクローズなんですけど・・・
僕ら）あ”？？
お前が今案内したよな？
オイこら！！ボケ！
今冷めきったカレーを皿によそってガッカリして寂しく食べてのが見えないか！！
ね？
めっちゃ腹立つでしょ？？
もし地雷を持っていたら、コイツの家の周りに隙間無く埋めますが、あいにく地雷を持ち合わせていないので、命は許してあげます。
でも僕らはすでにヘトヘトなので、何も言わずに出ました。
くそがっ！
って相方が言った一言が廊下に響きました。
また朝乗ったバスを1時間乗ってスタートラインに立ちます。
時間とお金と体力を使って、今日何をしてたんだ・・・
とりあえずバス！！
バスのチケットを買ってシャワーを浴びたい！！
このTシャツはもうすでに5日分の汗を吸い込んで悲鳴を匂いに変えて発しています。
20kg以上のバックパックを担いでこんなに歩いたのは初めてです。
相方はコロコロタイプにしていますが、それでもキツそうです。
そしてここでも悲劇が起こります。
旅行代理店だらけの道があるんですが、ここにある店全てがハンピ行きのバスを取り扱って無いって言うんです（涙）
なぜ？
どうして？
人気のルートでしょ？？
最後の一件の旅行代理店でも取り扱ってなくて絶望していると、お店のお姉さんがバス停に行けばチケットを買えるかもしれないという情報を教えてくれました。
藁をもすがる思いで、窓口に行きます。
僕）あの〜ハンピ行きのバスありますか？
受付のおばさん）あるわよ。でもハンピ行きのチケットを取り扱ってる人が今日は遅れて来るから、あと2時間待ってね。
僕）ん〜〜いやおばさん何とか出来ないの？バス会社に空席があるか電話するだけでしょ？？
受付のおばさん）私はハンピ担当じゃないから
一番左がハンピ担当の窓口
その右がおばさん
今、完全に暇を持て余して携帯いじってるのに、私は担当じゃないからっていう理由で仕事しないんです。
多分このおばさんでも出来る仕事なのに・・・
で、2時間待ってまた行ったら、ハンピ担当者がイスに座ってました。
ハンピ行きのチケット1人605ルピー(1030円）で何とか買えました。
しかも今日20時発の明日の朝着
って事はここであと6時間暇を潰さないといけないみたいです・・・
インドはまだまだ飽きません。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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